COLUMN コラム

2022.05.24

ご挨拶

水蔵の紹介

 

皆様はじめまして、株式会社水蔵の谷中です。今回は水蔵がどういった会社なのかを紹介させて頂きたいと思います。

私のキャリアのスタートは知人の紹介で入社した防水工事の施工会社でした。若手が中心の会社で防水の基礎を学びました。7年ほど修業したのち2007年5月に水蔵の前身となる『環装』を創業しました。

最初は超速硬化のウレタン塗膜防水を軸に塗膜防水をメインに施工しておりましたが、塗膜だけではプロの防水屋ではないと思い、ゴムシート防水や塩ビシート防水、FRP防水、アスファルト防水なども学びながら習得し施工するようになりました。

日々現場へ向かいながらも、国家資格等も取得し技術の礎を築いてきました。私自身が職人という事もあり、今も徹底した現場主義で品質へのこだわりを持ち続けています。

 

取得資格   

1級防水施工技能士(ウレタンゴム系塗膜防水工事業) 第09-1-086-21-0008号  

1級防水施工技能士(塩化ビニル系シート防水工事業) 第15-1-086-21-0015号  

  

日常的に防水工事を行う上で既存の防水層を撤去して新規の防水層を施工することがよくあります。施工前は躯体側のダメージを経験則から想像して防水の設計をするのですが、たまに予期せぬ状態の屋根やベランダに出くわすことがあります。防水下のモルタルがぼそぼその状態でもろくなっていたり、ベランダなど防水下の木下地が漏水により腐っていたりします。

工事が始まり既設の防水層を撤去した時に発覚しすぐに処理が出来れば良いのですが、左官屋さんや大工さんへの手配が間に合わず工事完了前に雨で漏水したのでは話になりません。モルタル下地であろうが木下地であろうが柔軟に対応できるのが職人だと思います。弊社では左官屋さんや大工さんに教えていただきながら防水の職人が下地も作れるよう教育しています。そのため塗ってよし貼ってよしのようないい加減な仕事ではなく長く使い続けてもらえる強い防水層を提供できる事が水蔵の強みだと思っています。

 

 

・モルタル下地劣化した状態

・木下地が腐食した状態

・木下地を作り替えた後

 また防水工事をしていると雨漏れの調査依頼が来ることも多くなり、防水工事のプロを目指すと同時に雨漏れのプロであることを目指しました。雨漏れのプロになるには建物や躯体の知識や下地の判断、防水だけでなくシーリング工事、外壁補修工事、塗装工事、板金工事などの知識も必要です。

そういった知識を学び現場での経験を積み重ねながら雨漏れ診断や建物全体の改修工事も請け負うようになりました。そしてその経験を活かし雨漏れ診断士の認定も取得しました。

 

登録番号 2022011  (NPO法人雨漏れ診断士協会) 

雨漏り診断士認定登録者一覧 (amamorishindan.com)

  

皆様に支えて頂きながら、2019年10月に株式会社水蔵を設立しました。設立直後からコロナ渦となりどうなることかと思いましたが、皆様のご縁に助けられ順調に成長を続けております。その中で愛知県知事の建設業許可証も取得し、小さな補修工事から大きな改修工事まで様々なご要望に対応すべく体制を整えました。

 

愛知県知事許可(般-4)第109735号 防水工事、塗装工事、管工事、電気工事業)

 

工事内容

防水工事 塗装工事 シーリング工事 外壁補修工事 足場工事 

設備工事 電気工事 内装工事 水廻りリフォーム工事 その他リノベーション工事

 

施工事例は順次アップしていきます。

施工事例 | 株式会社水蔵 (mizukura.jp)

 

岐阜市 Tビル様 屋上 ウレタン塗膜防水

瀬戸市 A様邸 外壁塗装

 

水蔵の『在り方』

 

長年の悩みであった雨漏れ調査に行くと設備からの水漏れが原因だったという事態。以前であれば設備屋さんを呼び再度見てもらいながら修繕工事に向けた計画を立てていました。その為問題解決までに日数がかかり不便な思いをお客様にさせていました。

それが近年では設備専門の社員が入社しお客様を待たせることなく自社内でスピーディーに解決できるようになりました。ありとあらゆる建物の水の悩み事を解消する、まさに目指した水蔵の形に近づいてきたなと思っています。

しかしながら以前よりずっと抱いていた想いではありますが自社だけの利益、発展でいいのかという疑問。

防水屋になった当初は材料、工法を覚えることで精一杯で、創業当時は技術や屋根の下地に向き合い続け、そのうちにお客様の大切な建物の事を考えるようになりました。そして今は高い屋根の上から見渡せる地域や社会に何ができるかを模索している所であります。

創業当時『環装』という名前に込めた思いは、人の環を大事にしリフォームを通じて環境に貢献する会社にしたい!というものでした。創業当時の思いはまだ道半ばですが水蔵として引き継いで行きたいと思います。SDGsに向けた取り組みもその一環として行っています。具体的な取り組みはまた別の機会に紹介させてもらいますが、建物の悩みに寄り添いながら地域に貢献し社会へ還元できる会社にしたいと思いますので、皆様今後とも水蔵をご贔屓によろしくお願いいたします。

 

 

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