COLUMN コラム

2024.07.21

トラブル回避の鍵!工事完了報告書の重要性

防水工事に限らずですが、お家の工事をしてもらった時に業者から「報告書」を受け取ることがあるかと思います。報告書の書式は、特に決められたものがある訳ではないので、各社工夫を凝らした報告書からA4用紙1枚程度で、施主がサインをするだけ。といったものまで様々です。

この報告書が後々のトラブルを防ぐための重要な役割を持っていたりすることがありますので、その辺りをまとめてみました。

契約前に報告書の提出があるか確認

契約前に報告書の提出があるかどうかを確認することで、相性の良い業者かどうかの判断ができるかと思います。

報告書は義務では無いので、必ずしも貰えるものでは無いですし、業者に対して提出の強制も行えないですが、仮に報告書の提出がなかったとしても、報告書の提出があるかないかを問いかけた時の、営業マンの対応で、自分に合った業者であるかどうか判断材料のひとつになります。

どのような書式か確認する

報告書の提出がある会社の場合、事前にどの様な報告書を作成しているかを見せてもらうのも良いかもしれません。

その報告書で施工がどんな感じなのかを知ることができますし、報告書の内容が丁寧であれば、工事作業も丁寧に行なってくれる会社である可能性が高いです。

仮に、見せることを濁された場合は、普段は報告書を出してないかもしれません。

しかし、これも報告書は義務ではないため、報告書が無いからといって、その会社が良く無いという訳ではありません。

報告書が無い=信頼できない会社ではない

仮に報告書が提示できない場合ですが、何故ないのかと疑問に感じる部分ではありますが、報告書というのは義務ではありません。
官公庁の場合は報告書の提出は必須となりますが、一般の工事では報告書の作成をしてもらえるのはごく稀です。

また、一人親方のような個人で商売している方や、小規模の会社では時間的に作るのが難しい場合もあります。

報告書提出の有無を見るというよりは、報告書があるかないかの確認をした時の「態度」で、誠実さを見るのが良いでしょう。

報告書がトラブル抑止や解決の鍵になる!?

次に、工事終了後の報告書の内容について考えていきましょう。

終了後の報告書は、じつは施工を依頼する側にはとても重要な物になります。

報告書は、どのような行程を経て作業が進んでいったか、というような内容が載っていますので

仮に、雨漏りの補修工事などの場合、どこが雨漏り箇所で、何が原因で、どんな材料を使用して雨漏りを補修したのかなどの細かい記載があるのは、依頼側は、作業中の様子を四六時中見ているわけではないため、とても重要なことです。

そして、あってはならない事ですが、トラブルは絶対ないとは言い切れません。

工事中のトラブルであれば一目瞭然ですが、建築トラブルの場合、一年後に出てきたりすることもあります。そんな時に詳細な報告書があると役立ちます。

また、施工側も報告書を作る事で、より責任感が発生しトラブルの抑止にもつながります。

また、何か不具合があった際、他の会社に補修や再工事を依頼する場合も、報告書を渡して過去の工事内容の情報を共有する事で、打ち合わせが工事がスムーズに行えます。

報告書は保証書がわり

報告書は決して義務ではありません。しかし、報告書があることで様々なメリットがあります。

それが「保証」です。

保証も施工業者によっては対象や期間が様々ですが、報告書がある会社は、それだけ自信があるため手厚い補償が付いていることも多いかと思います。

工事途中の写真が事細かに掲載されているような報告書は、工事途中の施工方法で不具合がなかったかどうかが一目瞭然です。したがって、報告書は保証の証と言えるかもしれません。

株式会社水蔵の報告書

株式会社水蔵では、必ず報告書を提出するようにしています。

施工前から施工完了までの全工程はもちろんのこと、どんな材料をどの様に使用したのかまで写真を使用し細かく報告書にまとめてあることが特徴です。

その場で全工程を観察することは出来ないので全工程をしっかりしれるのは依頼主からすると安心できますね。

また、全工程の写真は比較しやすいように同じアングルで撮影されています。

この比較写真はビフォーアフターが解りやすいことが特徴です。このような、ビフォーアフターが解りやすい報告書は、施工に自信がないと作れません。また、丁寧であることの裏付けとも言えます。

報告書は義務ではありませんが、長期間住む大事な家や建物の工事管理を任せるには、施工実績が豊富で様々な経験がある会社に任せるのをおすすめします。

株式会社水蔵では5年以内に施行部分から雨漏りした場合は無償で対応しています。

完璧に施工してもらったとしても、仮に施工してもらった場所から雨漏りした場合でも保証がある。と思えば、依頼する時の安心感も違いますよね。

その万が一のためにも情報共有することが重要であり、その手段が報告書となります。

まとめ

工事後の報告書は、トラブル回避と解決において非常に重要です。

報告書の内容は、施工過程や使用材料などの詳細が含まれており、依頼者が工事の品質や進行状況を確認できる唯一の手段です。報告書があることで、施工側も責任感を持ち、トラブルの抑止にもつながります。

また、不具合が生じた際や他の業者に補修を依頼する際にも、過去の工事内容を共有することでスムーズに進行できます。

報告書は義務ではありませんが、信頼できる業者選びの重要な判断材料となり、手厚い保証を受けられる可能性も高まります。

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